触れ合うことで幸せホルモン分泌
認知症になると不安感や無気力、意味不明な行動も増えます。これを緩和するのが『触れること』
さすったり、抱きしめたり、触るだけでも不安感が一瞬にしてなくなり、顔がイキイキしてくるのがわかります。
幸せホルモンと言われるオキシトシンは触れることで分泌されます。
【オキシトシンの効果】
・幸せな気分になる
・癒されてストレスが緩和する
・不安や恐怖心が減少する
・他者への信頼の気持ちが増す
・社交的になり好奇心が強まる
・親密な人間関係を築きたくなる
・学習意欲と記憶力向上
・感染症予防
認知症になる原因の一つの「ストレス」が神経細胞の数を減らすともいわれています。生活の中でストレスを緩和しリラックスできれば、症状も軽くなり本人も家族も楽しい時間を過ごせます。
肩に触れたり、手をつないだり、さすったり。何かと母の体に触れて安心感を感じてもらいます。
洋服の上からでもいいですが、直接肌に触れることで効果は倍増しています。メイクやネイルケア、お薬を塗ってあげる、髪をといてあげる、血圧をはかってあげるetc…
生活の中で触れるシーンはたくさんあります。
(↓母の血糖値を測る夫 おしゃべりをしながら この朝の日課を楽しそうにする母)
そんなときのわが家の母の様子は、とても安心していて顔色がみるみるかわり、精神的にもとても落ち着きます。元気がでて外出したくなったり、わたしに何か買ってあげたいと思いやってくれます。
幸せホルモンのオキシトシン、すばらしい天然薬です。
まとめ
積極的に触れ合おう