母のお気に入りグッズ、米子焼工房のシーサー
母のこだわり。お気に入りグッズの「米子焼工房 みーふぁいゆシーサー(ピンク)」
かわいらしい笑顔のシーサーのある場所は、トイレの洗面台。
うちに来はじめたときから、トイレに行くたびに繰り返されていた会話。
母「ねぇ、あのお人形はどこで買ったの?」
エ「妹が沖縄に行ったときにお土産でくれました。かわいいですよね〜」
母「そっか〜かわいいわねぇ〜」笑顔。
この会話がしばらく続いたのですが、この人形が相当気に入ったようで
「あの人形、どこに売ってるの?」
「見つけたら買っておいてくれない?お金払うから」
という言葉に変わりました。
この人形は妹からの沖縄旅行のお土産なので、売っているところなどわかりません...。
母から言われるたびに
エ「わかりました、見つけたら買っておきますね^^」
と、合わせていましたが、毎日トイレに行くたびにくり返すのです。
降参したわたしは、同じものを探すことにしました。
お土産だからどこに売ってるのかもわからないし、数年前にもらったものなので包装紙もなくヒントがない。
インターネットで検索すること数時間。
「シーサー」「シーサー 焼き物」「シーサー 笑顔」いろいろな言葉を入力し、画像を手掛かりにサーフィン。シーサーと言っても無数にあるので、なかなかみつからない。。。
でも数時間たち、ある人のブログの写真から行き着きとうとう見つけました。石垣島にある米子焼工房さんで作られていることがわかりました!
『米子焼 みーふぁいゆシーサーピンク S』という名前がわかったので、ダメモトでAmazonで検索してみると、Amazonで販売されていました!Amazonにあるなんて!
このときの達成感は半端なかったです。。。
シーサーが到着後、母にわたしたところとても喜んでくれました。
ある日、父が経営しているお店(母は毎日ここに無意識に通います。)に顔を出すと、あのシーサーを発見。
・・・トイレの洗面台に置いてありました。
うちの洗面台と同じ位置の右側に、同じようにシーサーが並んでいました。
リラックスする場所、トイレに笑顔のシーサー。よっぽど気に入っていたようです...(^^;)
このときから、シーサーについて言葉をくりかえすことはなくなりました。お気に入りのシーサーが身近にあることで安心したようです。
笑顔のシーサーは、認知症の母がトイレに行くたびに母の心を楽しませてくれています^^
ありがとう!米子工房さん!
まとめ
「笑顔」は心をとらえる
お気に入りグッズで楽しさと場所を紐付けし、記憶力を向上できる
P.S
(シーサーのお土産をもらった三姉妹の家には色ちがいでこのシーサーがあります。母にどの色がいいか選んでもらうと、うちと同じピンクを選びました。リラックスする楽しい場所の記憶がシーサーで紐づけられたのか...)