エステティシャン エリカの認知症ケア『erika room』

エステティシャンエリカのカイゴスタイル

わが家のトイレ 

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母がいるときはこのカゴとゴミ箱をセットします。

 

以前はトイレに入るたびに紙ショーツをかえて、1日に何枚も使っていました。でもこのように文字で貼り付けたところ、劇的に減りました。声をかけられるまではこちらから声はかけません。できるだけ本人の意思を尊重します。

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この紙ショーツは肌色でまるで下着みたいです。義母も「これ気持ちがいいね〜」ととても喜んでいてお気に入りです。

 

このゴミ箱はゴムパッキンのようなものが付いていて、ふたを閉めると臭いがあまりしません。開けてショーツをチェックするときはエタノールと水にラベンダーの精油を混ぜたものをシュシュっとスプレーします。トイレがいい香りに包まれます。

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以前はゴミの捨て方がわからなく、紙ショーツを外に置いていましたが、これも「ゴミ箱」と書いた紙を貼ってから自分でふたを開けて捨てるようになりました。

 

そして、使う紙ショーツの量が日に日に減り、トイレも間に合うようになっています。

 

無理やり改善しようとはまったく思ってませんが、自発的にそうなっているのを見ると人間てほんとおもしろいなと思います。

 

まとめ

・トイレは肌触り、香りを使って、五感で感じる快適な場所にしよう